女性の部下に注意することが苦手な方は多いのではないでしょうか?
私は大の苦手で、いったいどう接していいか分からないことばかりでした。
そんな私がある本と出会い学んだことで、女性部下とのコミュニケーションが大きく改善されました。
叱るより前に理由を探る
ミスが続くような女性部下にはついつい大きな声で怒鳴ってしまいがちですが、これをしてしまって相手の女性部下が泣いてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか?
私の場合も何度か経験があります。
こうなると、今度は強く叱れないし、お互いによそよそしくなってしまって良い仕事ができなくなってしまいます。
これを解決するには、いきなり怒鳴るのではなく「なぜそういうことになったのかな?理由を教えてほしい」と先に理由を探してみると、女性部下は自分で答えを探そうと努力してくれ、大抵の場合は理由を見つけ反省してくれます。
どうしても理由が分からない場合には少しずつ深堀りの質問を行い、一緒に原因を探ることになります。
このプロセスがとても大事です。
頭ごなしに怒ってしまったら「すみません、すみません」で終わってしまい、ネガティブな思考に陥ってしまいます。
一度そうなってしまうと救い出すのが大変になってしまい、会社を去るかお荷物社員になってしまうので、そうならないように上司や先輩社員が意識することが大事だと思います。
ポジティブワードを使う
女性はネガティブな言葉にとても敏感です。
男性同士だと冗談半分に「最近太ったよなー」など言い合えますが、女性には禁句です。
理屈っぽい人であれば「知的な人」、言葉がきつい人であれば「ハキハキした人」など、ネガティブワードをそのまま使うのではなくポジティブな表現になるように意識すべきです。
また、否定的な言葉をダイレクトに使うのではなく、少し違った言い回しで伝えるのが有効な場合があります。
例えば、「誰々が何々のことで怒ってたよ!」と伝える際も、「誰々が何々で困っていたよ」といったように伝えると柔らかい印象に変わります。
直接叱る場合でも、「私はあなたがミスを続けると困ってしまう」と伝えると、本気で悩んでいることを理解してくれるような気がします。
周囲の意見も交えて説得する
主張がはっきりしている女性の場合、意見が対立した際になかなかこちらの意見を聞いてくれないことがあります。
そういった時には「私は良いと思うのですが、周りに聞いてみるとこんな別の意見もありましたよ」と周囲の意見も交えて説得すると聞く耳をもってもらえることがあります。
女性部下の場合でも、意思が強い場合にはなかなかアドバイスを聞いてもらえないことが多いです。
そういった場合に「誰々さんもこういったことを試してうまくいったみたいだよ」と例をあげると素直になってくれることが多いです。
まとめ
なかなか女性部下とコミュニケーションを重ねるのは難しいですが、カリスマ美容師の宮村浩気さんが書かれた「女ゴコロが分からなくてビジネスができるか!」という本と出会い、今では失敗しながらも何とかやっていけるようになりました。
この本に「ダメな例」として書かれている多くを行ってきてしまったので耳が痛いですが、女性部下や女性の取引先などと良い関係性を築きたいと考えている方には良い本だと思います。