「1158で10をつくる」GoogleのCMで2013年末くらいに流れていたものです。
チャレンジした小学生やパパママも多かったと思います。
当時小学4年生の娘もチャレンジしましたが、どうしても解けないと嘆いていました。
子供がはまったことから解き方を考えてみます。
1158で10を作る問題の読み取り方
娘の勘違い1 1158の順番は変えられない
1158を順番通り使い、「+,-,x,÷」を使って10を作ると勘違いしていました。
私もちゃんと問題を見ていなかったので試してみましたが、絶対無理だと分かったので順番通り使う必要はないことが判明。
「本当に順番通りじゃないとだめなのか?」という思考まで辿り着いて欲しかったです。
娘の勘違い2 分数の割り算は習っていないからできない
私が「分数の割り算も使ったら10ができた」と伝えたのが悪かったのですが、「分数の割り算は習っていないから無理だ」と納得してしまいました。
よくよく考えると私は分数で解きましたが、少数でも同じことです。
小学4年生は少数の割り算は習っているので、この問題を解くことはできます。
もうちょっと粘り強く取り組めたんじゃないか?と少し思います。
1158で10を作る過程
この問題がCMで流れてから頭のなかで何パターンか試行錯誤したところ、頭のなかでパッとひらめき意外とすんなり解けました。
あんまり何も考えず、10分くらいで解けた気がします。
ところが、娘に「どうやって解くの?」と後日言われたときにはすっかり解法を忘れてしまい、いくら考えても思い出さないという事態に、、
すべての可能性を試す
しょうがないから紙に書いて検証してみました。
できたはずなのに思い出せない焦りもあってか、全くひらめきません。。
地道に10を作れそうなパターンをいくつも試してみました。
足しても引いても10にはなりそうもないので、次の2パターンに絞り考えています。
かけて10になる
2x5
4x2.5
おそらくこの2パターンしかないですが、どうしても作れないので諦めました。
わると10になる
2÷0.2
3÷0.3
4÷0.4
5÷0.5
6÷0.6
7÷0.7
8÷0.8
9÷0.9
この8パターンが考えられます。
なんとなく出来そうなので、1158で作れないか試行錯誤。
結果として「8÷0.8」が作り出せました。
まとめ
答えは、8÷(1-(1÷5))です。
粘り強く考えればできる問題ですが、いかに「ひらめく」かが大事だと思います。
自分のことながらよくひらめいたな〜と思いつつ、どうしてひらめいたのか、なぜいつもひらめかないのか、と不思議に思います。
ちなみに、娘はこのことでちょっぴり私を尊敬してくれるようになりました。
GoogleはこのCMで「父親の権威を取り戻す」チャンスをくれたのかもしれません。