小学4年生の娘に聞いたところ、いま小学校で一番人気なものは「妖怪ウォッチ」。 ※2014年3月時点
ゲオのチラシで「大人気!」と書かれていた3DSゲームとして覚えていましたが、最近では関連グッズにプレミアがついていることが問題視されています。
妖怪ウォッチとは何?
2013年1月15日号のコロコロコミックという子供向け月刊誌にて漫画が先にリリースされ、その後2013年7月11日に妖怪ウォッチのゲームが3DSで発売されました。
アニメ化も最初から決定していたか分かりませんが、子供向けにクロスメディア展開することを最初から考えられていたもの。
ある程度のブームはしかけられていました。
なぜ妖怪ウォッチ期間限定ショップが2日で閉店に?
あまりに多くの方が来場し、ほとんどの妖怪ウォッチグッズがあっという間に販売しつくされ、再入荷の目処がたたなくなったので閉店となったそうです。
単に人気があり品薄になってしまうのが問題ではなく、ネットにより「情報と物が簡単に手に入る」現代ならではの課題が見えてきます。
予想以上の客数で並んだのに購入できない
開店日には1000人以上が列を作り、あっという間に入場整理券が配布終了となりました。
3月14日の混雑を受け、3月15日(土)には一日を16回の時間帯に分け、それぞれの時間帯に入れる人数を20人に限定し入場整理券を配布。
3月15日は合計320名が入店できる計算でしたが、1000人が開店前に列を作る予想以上の人出に妖怪ウォッチグッズは最初の時間帯で売り切れが続出しました。
整理券を手に入れた人でさえも満足に購入できない事態。
当日現場にいませんでしたが、朝早くから並んだのに商品を見ることもできない状態では、多くのいざこざがあったことでしょう。
子供が安全に購入できない
妖怪ウォッチ(おもちゃ版)で使用する妖怪メダルを保管する「妖怪大辞典第二弾」は定価1260円のところ7000円前後でネットオークション取引がされています。 ※2014年3月現在
妖怪メダルを保管するだけでなく購入者特典の妖怪メダルが2枚付属するため、メダルを手に入れるために大人気となり品薄状態。
ネットオークションでは定価の5倍以上でもすぐに買い手がつくため、利ざやを得るために妖怪ウォッチグッズを購入する大人がかなり多いです。
妖怪ウォッチグッズショップの開店2日間は殺伐とした雰囲気になったはず。
古い話ですが、初代たまごっちブームのときも人気薄でプレミア化が尋常じゃない状態でしたね。
今はネットでリアルな情報を手に入れることが誰でもできるので、より人が集中してしまう状態を巻き起こしています。
まとめ
妖怪ウォッチを楽しむ子どもたちが主役なのに、転売目的で利益を求める大人が増えるのは嫌です。
メーカーにはプレミア化しない程度の供給をお願いしたいですね。