MacでAVCHDファイルを取り込むと、そのままでは再生や編集ができません。
3年近くAdbobeプレミアProで動画編集するときに困っていましたが、解決方法は「右クリック」→「パッケージの内容を見る」だけでした。
AVCHDファイルの中身をMacで見る方法
AVCHDファイルとは
AVCHDはハイビジョン映像をビデオカメラで記録する規格の一つです。
最近のソニーとパナソニックのビデオカメラはAVCHDで録画されます。
ところが、Macでは標準でAVCHDファイルの取込や編集ができません。
MacにAVCHDファイルを取り込むと
Macで取り込むと「AVCHD」というファイルが一つだけ表示されます。
動画を10個撮影したとしても、AVCHDファイル内にどんな動画が何個含まれているか分かりません。
動画の撮影単位は.MTS
動画一つずつのファイルは、「.mts」という拡張子がついたものです。
このファイルを表示させないと、個別の動画をMacに取り込むことが出来ません。
3年近く、「.mts」ファイルはMacで表示させることは出来ないと思っていました。
MTSファイルを表示させる方法
MTSファイルを表示させるには、AVCHDファイルを選択して「右クリック」→「パッケージの内容を見る」を繰り返すだけです。
1 AVCHDファイルを選択して「右クリック」→「パッケージの内容を見る」
2 BDMVファイルを選択して「右クリック」→「パッケージの内容を見る」
3 「STREAM」フォルダをダブルクリック
これでMTSファイルを表示させることができます。
MacのPremiereProで動画編集
今までは
PremiereProで「ファイルを読み込み」すると、AVCHDファイルからMTSファイルまで選択することができます。
FinderではAVCHDしか表示されないファイルの中に含まれている「MTS」ファイルをPremiereで全部読み込んでいました。
AVCHDファイルをPremiereから読み込む問題点
そうすると問題なくPremiereで動画を編集できますが、問題はフォルダを移動したとき。
Premiereでは動画編集する元データを「リンク」しているだけなので、フォルダを移動するとリンクを変更する必要があります。
このリンク先を変更するときに「AVCHD」ファイルしか表示されず、元のデータがあるにも関わらずリンク先を変更できない自体に陥っていました。
そのためフォルダを移動してしまったファイルは再編集することができず、放置してしまった苦い経験があります。
mtsファイルを別途保存すれば解決
今回MTSファイルを表示させることができたので、試しにMTSファイルだけを別フォルダに保存してみました。
保存したMTSファイルをPremiereで読み込みフォルダ移動させたところ、リンク先変更時にMTSファイルが表示され何事もなく編集できるようになりました。
3年近く思い悩み苦労していたことが、「右クリック」一つで解決できるとは、、
まとめ
AVCHDファイル、MTSファイルの取り扱いはMacでも問題なく実施できます。
今回はMacのPremiereでAVCHDファイルを編集することに特化して書きましたが、MacでAVCHDファイルを再生する方法も別途お伝えします。