ロードバイク乗りなら一度は聞いたことがある(?)有名ブランドがピナレロ(PINARELLO)です。
積極的にプロチームに機材提供をしているロードバイクメーカーで、ツール・ド・フランス2連覇中です。(2012年はウィギンス、2013年はフルーム)
そんなイタリアの老舗ロードバイクメーカーピナレロについてご紹介します。
photo credit: Wrench Science via photopin cc
ピナレロ(PINARELLO)がなぜ凄いのか?
元プロロードバイクレーサーのジョパンニピナレロが作ったブランド
なんと、プロロードバイクレーサーとして5勝もしているジョバン二ピナレロさんが創業したロードバイクメーカーです。
プロロードバイクレーサーでも一勝もできず引退する方が結構いる中、5勝は立派な数字です。
今は息子さんのファウストピナレロさんに会社を譲りましたが、たまにイベントなどには出てくる元気なおじいさんです。
3大ツール、オリンピックで優勝しまくり
創業してすぐにプロチームに機材を提供し始めています。
ジョバンニピナレロさんのプロチームに所属していた頃のコネを使ったんだとは思いますが、プロチームの機材はかなり激しい使い方をするので、しっかりしたフレームを最初から製造していたようですね。
1960年からプロチームにフレームを提供しはじめ、1975年にジロ・デ・イタリアでピナレロに乗った選手が優勝します。
15年で得た栄冠は短かったのか長かったのか、、
今では、3大ツール(ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャ)全ての優勝と、オリンピックでの金メダルを獲得しています。
独特のデザインでカッコイイ(うねうねしてる)
ピナレロのロードバイクフレームで特徴的なのは「ウネウネ」したデザインにあります。
フロントフォーク(ONDAフォークという名称)のウネウネ感はすばらしく、他社には真似できないピナレロならではのデザインです。
※確かデザインの特許(?)か何か取得しています
見た目だけでなく、剛性が高いのにしなやかな乗り心地を実現していると言われています。
友人のピナレロドグマに何度か乗りましたが、確かにしっかりしているけれど辛くない、そんなロードバイクでした。
グランフォンドピナレロというレース・イベントを主催
毎年4000人以上の方が集まるという「グランフォンドピナレロ」というイベントを開催し続けています。
160kmのアップダウンも結構あるイタリアの素晴らしいコースを「基本的に」スピードを競うことなく走ることができるイベントを主催しているピナレロは、ロードバイクで走る人のことを考えてるロードバイクメーカーだな~と感じます。
いつかはグランフォンドピナレロに出てみたいですね。