ダイエットには有酸素運動をすることが「消費カロリーが増え脂肪も燃焼しやすいので効果的」。
今では小学生でも知っていることです。
じゃあ有酸素運動として何をすればよいか、あなたはそれを知りたいのではないでしょうか？
ダイエットでは手軽に始められる有酸素運動「ジョギング」をあなたが行っていたとしたら、今すぐ「自転車」に変えるべきです。
ジョギングで体を壊した私が、ダイエットには自転車の方が良い理由をお伝えします。
ダイエットに自転車が良いのは体の負担が少ないから
自転車とジョギングを含めた他のスポーツとの大きな違いは、「自分の体重を自分の脚で支える必要がない」こと。
ジョギングはもちろん、ゴルフや野球、テニスやバスケなども全て自分の体重を脚で受け止めています。
そんなことは当たり前だと思われるかもしれませんが、自分の脚だけで体重を支えること自体が大変なことです。
人間は2本脚で立つようにできていない
学生の頃、朝礼や式典で「ずっと立ちっぱなし」でいたときのことを思い出してみてください。
体は結構つらくありませんでしたか？ 座れるタイミングで「やっと座れるー」と感じたことはないですか？
理由はちゃんとあり、人間は進化の途中で4本脚から2本脚で行動するようになったから。
元々は4本脚に適した体のつくりなので、2本脚で立っているだけでたいへんなのは当たり前なんです。
ジョギングが怪我をしやすい理由
立っているだけで大変な中、ジョギングでは強烈なダメージを地面から受けることになります。
「ダイエットのため」と普段あまり運動をしていないのに、いきなりジョギングをはじめたら脚が耐えられる以上のダメージがたまるのは当然。
ダイエットのためのジョギングが続かないのは、あなたの意思が弱い訳でなく「体の構造上ダメージが蓄積されやすい運動」だからです。
私は自転車に乗るようになる前、ダイエットのためジョギングををしていましたが、膝を壊してしまいました。
走る距離は長くて5キロくらい、スピードも1キロ6分くらいのゆっくりしたペースなのでそれほど無理はしていなかったつもりです。
人によって差はありますが、ジョギングが体に与える負荷は結構大きいことを実感しています。
体重を脚で支えない運動は？
自転車以外の運動で自分の脚で支える必要がないものは、「乗馬」「カート（レーシングカート）」「ボート、カヌー」といったものがあります。
乗馬やカートは出来る場所が限られていてお金もかかるので、ダイエットのためにやるスポーツではないですね。
ボートやカヌーは良い有酸素運動スポーツですが、出来る場所が限られるのでダイエットのためだけにあなたがチャレンジする運動ではなさそうです。
そう考えると、自分の脚で体重を支えず気軽にできる運動は「自転車」以外にはありません。
あなたに自転車でのダイエットをオススメする理由です。
ダイエットにはママチャリにだらだら乗ってればいいの？
普通の通勤、通学用の自転車（ママチャリ）でもダイエット効果は出ます。
「えっ！？ママチャリになら通勤で近くの駅まで毎日10分くらい往復してる。けれど全然痩せない」といった疑問が出てくるのではないでしょうか。
まさにその通りで、ママチャリにだらだら10分くらい乗っていてもダイエット効果は見込めません。
自転車でダイエット効果が出てくるのは「最低20分以上こぎ続けた」場合です。
これは多くのダイエット話で語られていることなので「そんなの知ってるけど本当にダイエットには20分以上の有酸素運動が効果的なの？」そう思われることでしょう。
私の実体験でも「20分がダイエットに効果ある運動時間の境目」と感じるエピソードがあるのでご紹介します。
20分以上自転車に乗り続けるとどうなるか
ダイエットのため室内のエアロバイクを漕いでいたときの話です。
涼しい部屋でも、10分くらい連続して乗っていると背中やおでこにうっすら汗をかきます。
ただ腕には汗は全くでていない状態です。
続けて自転車に乗り続けると20分前後でジワ～と腕にも汗がうっすら出てきます。
不思議なことに毎回エアロバイクに乗り続け20分前後で腕に汗をかきはじめるので、これが有酸素運動で脂肪が燃え始めている証拠だと気が付きました。
あなたは腕に汗をかかないかもしれませんが、20分自転車を漕ぎ続けると何かしらの変化が起きると思います。
まとめ
ダイエットのために運動をはじめるには、私の経験と人間の体の特徴よりジョギングよりも自転車がオススメです。
余裕があればママチャリよりスポーツ自転車（クロスバイクやロードバイク）がより良いです。
ママチャリだと主に脚の筋肉しか使われませんが、スポーツ自転車は体全体を効率的に使うのでダイエット効果が高いからです。
当ブログ「ロードバイクハック」ではロードバイク初心者の方向けの情報を中心にまとめていますので、是非ご参考にしてください。
また、ロードバイクのレースに勝つため実施したダイエットの記録「２ヶ月半で7kg減！ロードバイクでダイエットした方法」もよろしければご覧ください。
ただ、かなりストイックなダイエットだったので、マネしないほうが良いかと思います。。
コメントを残す