イヤホンで音楽を聞きながらロードバイクに乗ってはいけない3つの理由

ロードバイク音楽

「イヤホンで音楽を聞きながら運動を楽しむ」ジョギングなら当たり前のことなので、ロードバイクに乗りながら音楽を聞いても良さそうな気になります。

ロードバイクに乗りながら音楽を効くことは大きな危険が伴うので、絶対にやめてください。

初心者にありがちな「音楽をイヤホンで聞きながらロードバイクに乗ってしまう」間違いを3つの理由で説明します。

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なぜロードバイクに乗りながらイヤホンで音楽を聞いてはいけないのか?

街中で良く見かける風景が「最近ロードバイクを買いました風な方が、私服でイヤホンしながら走っている姿」。

「本人はスタイリッシュに流行の先端いってるぞー」と感じてるのかもしれませんが、ロードバイク初心者で乗り慣れていないことがポジションや走り方で分かり、残念ながらあまりかっこ良くは見えません。

イヤホンをつけている時点で、あまりロードバイクのこと分かってないなーとも感じますね。

危険回避できない

ロードバイクはママチャリとくらべて「速度」が違います。

ママチャリだと、普通は15km/hくらいで走りますがロードバイクは30km/h前後で走ることが普通です。

しかもロードバイクは車道を走るので、車の行動を予測しながら走る必要があります。

※ママチャリも基本的には車道を走る必要がありますが、15km/hくらいだと逆に車道を走ると危ないですね、、

車道を走ってるとき、前方の車が急に左折してきた、トラックが幅寄せしてきた、などの危険がつきものです。

そんなとき、音楽を聞きながら上の空でロードバイクを走らせていたら、、

怖すぎですね。

参考記事:ロードバイク初心者が目指す速度はどれくらい?

そもそも音楽が聞こえない

ロードバイクで音楽を聞こうとしても、そもそもあまり聞こえません。

30km/hくらいで走ると「ゴォー」という風切り音がかなり大きくなってきて、ロードバイクに乗りながらだと隣にいる人と話すのは難しいです。

あまりにも大音量にしたら頭が痛くなりますし、風の音に邪魔されながら音楽を聞くのはあまり楽しくないですね。

本気で走ると邪魔になる

ストイックにロードバイクで速く走りたくなると、練習で結構ハードに自分を追い込むようになります。

神経を集中させていないと力が持続しないので、精神統一に邪魔なものはすべて排除したくなります(というか無駄をなくさないと追い込めない、、)。

追い込むと意識がだんだん薄れてくるので、例えばサングラスがちょっとずれてきているけれどハンドルから手を離す余裕がないときなど、集中が切れてしまいがちです。

そこまでロードバイクに集中しているときに、イヤホンをしながら音楽を聞くことなんてできません。

参考記事:ロードバイクを練習して【速くなろう】と思った人が知っておくべき3つのウソ

ロードバイクに乗りながら音楽を聞いてはいけない理由のまとめ

ロードバイクでかっこ良く走ることを考えると、音楽をイヤホンで聞く楽しさはあまりないのでオススメできません。

もし、快適に音楽を聞けてるなら、それはロードバイクの速度が遅くママチャリと同じような感覚になっているのかもしれません。

スタイリッシュにロードバイクに乗りたいなら、誰が見てもかっこよく見えるポジションで走れるようになりませんか?

参考記事:ロードバイク初心者が「つらいから」やってしまうロードバイクの間違った乗り方

<追記>

各都道府県でイヤホンをしながら「車両」を運転する行為についてまとめたサイトがありました。

外部ページ(別ページが開きます):都道府県別ヘッドホン使用可否一覧

自転車も「軽車両」なので、このサイトで書かれている内容が適用されるはずです。

ちなみに東京都ではイヤホン使用禁止ですね。