ロードバイク人気はここ数年続いており、一時的なブームではなくなってきました。
趣味としてロードバイクを楽しむだけでダイエットの効果も高いですし、ウォーキングよりも体に負担が少ないため続けやすい運動ということも人気が続いている理由だと思います。
ロードバイクと普通の自転車との違い
ロードバイクはタイヤは細いし、ハンドルの形が独特(ドロップハンドル)なので違和感があると思いますが、普通に自転車に乗れるならロードバイクも間違いなく乗ることができます。
普通の自転車とロードバイクは95%同じ
ロードバイクはその見た目から普通の自転車(俗称ママチャリ)とまったく違う乗り物のように感じてしまいますが、構成される部品(パーツ)はロードバイクもママチャリも95%は一緒です。
タイヤは2つですし、ペダルやサドル、ブレーキが前後についているのも一緒です。
それぞれの部品の形が少しだけ違うだけですね。
ロードバイクとママチャリが決定的に違う点
ロードバイクとママチャリでは構成される部品はほとんど一緒ですが、決定的に違うことが1つあります。
それは自転車に乗る姿勢(ポジション)です。
ロードバイクは人力で速く遠く移動するために進化してきた自転車です。
電車で考えるとロードバイクは新幹線のようなものですね。
なぜロードバイクはポジションが独特なのか
ロードバイクに乗っている人は上半身が寝ています。
理由は新幹線のように空気抵抗を少なくするためですが、もう一つあまり知られていない効果があります。
ロードバイクの姿勢は筋肉を最大限効率的に働かせることができるポジションなのです
ほぼ100年形を変えていないロードバイクですが、その理由は人間が自転車に乗って速く遠く走るために最適なポジション(姿勢)だからです。
ロードバイクを初心者が買うときの注意点
ロードバイクはママチャリと違い、速く遠く自転車を走らせるための姿勢をとれる形に進化しています。
誰でも同じ大きさのロードバイクで速く遠く走れるポジション(姿勢)になれば良いですが、脚が長い短い、腕が長い短い、腹筋が弱い強いなど、人の個性により選ぶロードバイクの大きさは変わります。
ロードバイクの大きさ選びが初心者にとって大事
ママチャリは大人用であればだいたい同じフレームサイズ(自転車の大きさ)ですが、ロードバイクは同じ種類のフレーム(ホイールやハンドルを外した骨格部分)でもサイズが何種類もあります。
ロードバイク初心者にとってサイズが豊富に準備されているかどうかが、ロードバイクを選ぶときには大事な材料になります。
どうやって初心者がロードバイクの大きさを決めるか
ロードバイクの大きさ(サイズ)を決めるには、実際に乗ってみることが一番です。
知り合いがロードバイクに乗っているようであれば、試しに乗せてもらうといいと思います。
最近ではロードバイクを試乗できる機会も増えてきましたので、サイズを気にしてみるのも良いですね。
もちろん、ちゃんとしたロードバイク専門店ならフィッティング(サイズ合わせ)をしてくれます。
ただ、購入するロードバイクが決まった後でないとフィッティングはできないことが多いので、まだロードバイク選びが決まっていない、どこのショップでロードバイクを買うか決まっていない場合などは使えません。
初心者がロードバイクのサイズ合わせで失敗しがちなこと
ロードバイク初心者がサイズ選びで失敗しがちなのが、楽なポジションがとれるフレームを良いロードバイクだと勘違いしてしまうことです。
ママチャリと違い、普段使わない筋肉を使わないと自転車の上に乗ってるだけでもロードバイク初心者にはつらいです。
ここで楽なポジションがとれるロードバイクを購入してしまうと、初心者から中級者レベルになった時に物足りなくなってしまいます。
ある程度はロードバイクのパーツを交換することで対応できますが限界があります。
初心者がロードバイク選びに成功するために
一番早いのは信頼できるロードバイク専門店を探し、仲良くなること。
ただ、実際には初めてロードバイクを買うのに仲良くなるのは普通は難しい・・・
そんなときは、ある程度ロードバイクの知識を本から学んでおくことをオススメ。
ショップ店員さんのなすがままにならないよう、ちょっと理論武装しておくこと。
最低限ロードバイクのことを知っておくのにおすすめの本はこちら。
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