ガーミンEdge1000というサイクルコンピューターの最高峰モデルが発表されました。
日本での販売時期や価格は未定なので分かり次第お伝えしますが、私が非常に心惹かれる機能が一つあります。
それは「ギアポジションが分かる機能」。
シマノのDi2という電動コンポーネントしか対応していませんが、あなたがロードバイクに乗っているときのギア位置を後ろを見ることなくリアルタイムに把握できます。
私はガーミンのedge500を愛用していますが、残念ながらギア位置を知る機能がついていません。ギア位置を知る機能があるだけで、edge500の3倍は高いだろうedge1000の購入を考えているほど。
Edge1000の情報は他のブログなどで詳しく書かれていますが、ギア位置が見れるメリットについては詳しく書かれている記事がないのでお伝えしますね。
参考記事(別ウィンドウが開きます): GARMINがEDGE1000を発表
Edge1000でギア位置が見れるとは
マニュアル車にたとえてみる
今ではほとんどの自家用車がオートマチック車になっていますが、自分でシフトチェンジしていたマニュアル車とロードバイクを比較してみます。
マニュアル車ではギアを自分で操作するのでオートマチック車にはない楽しさがありました。
例えば、うねうねした山道を走るときは2速と3速をこまめに切り替えて走る、コーナー手前でシフトダウンしてエンジンブレーキを利用するなどマニュアル車ではさまざまなテクニックがあります。
ロードバイクも自分でシフトチェンジし最速を目指せる楽しみがあり、ギア位置が分かれば効率も高められるはずです。
パワーが出る範囲を客観的に把握できる
車では「パワーバンド」というエンジンパワーが一番出やすい場所があります。
それはエンジンの回転数の範囲ですが、ロードバイクではエンジンは人間なのでケイデンスや心拍数がパワーバンドになるでしょう。
ギア位置を確認しながら最適なパワーバンドを覚えることができれば、あなたの力が一番だせるということになります。
Edge1000でギア位置が分かるように慣れば、闇雲にロードバイクを漕ぐのではなくパワーバンドに合せた最適なギア位置を把握できるはずです。
Edge1000でギア位置を知りたいシーン
ヒルクライム
ヒルクライムは勾配によってギア比を細かく変えますが、ケイデンスが低くてもダンシングしたほうが速いのか、心肺に負担はかかるがケイデンスは高めの方が良いのか判断が難しいです。
ギア位置の情報とパワー、ケイデンスと心拍数のデータを見比べることで、あなたにとって最適なパワーの出し方を見つけ出せるはず。
スプリント前
スプリントに入るときのギア位置はとても大事です。
スプリント後にギアをシフトアップするのか、それとも変えないのか、シチュエーションによっても違いますが自分の勝ちパターンを見つけるためにもギア位置を把握しておきたいところ。
一瞬の判断で勝つか負けるか変わってくるので、スプリント前にギア位置を確認できることは大きなアドバンテージになるでしょう。
まとめ
ロードバイクに乗っていてギア位置を把握できるメリットは多いです。
うまい人はギアチェンジを何度も繰り返し、脚へのダメージを最小限に抑えています。
自分で会得するには難しい技術なので、Edge1000のギア位置情報を元に最適なギアチェンジを体に覚えこませてはいかがでしょうか?
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私が実際に使ってきたサイクルコンピューターの比較記事です。今はGarminのEdge500を使ってパワーや心拍データを元にトレーニングを振り返っていますが、サイコン難民になっていた頃もありました、、
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