ブレーキ調整にお困りの方に朗報!インナーワイヤー交換の効果が凄かった

ロードバイクブレーキ調整
ロードバイクブレーキ調整

最近ブレーキの効きが悪いと感じ「ブレーキシュー交換※」「ホイールのブレーキ面洗浄」「ブレーキの間隔調整」など行いましたが効果なし、、

30%制動力が高い!というブレーキシューを購入しても効果がなかったのに、インナーワイヤーを交換するだけで驚くほどブレーキが効くように。。

あまりにも驚いたので記事にします。

※ブレーキシューとは:ブレーキの要となるホイールのブレーキ面と接触するゴム部分のこと

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最高に止まる!と感今のじていた105 5800系のブレーキ

2014年9月からコンポーネントはシマノ105の5800系を使いはじめましたが、当時は「105なのにこんなに止まるブレーキなんだ!!」と驚くほど。

その驚きを本ブログ「ロードバイクハック」でも記事として書いてました。

5800系の新型105で600キロ走ったのでレビュー

リアギアが11速化した恩恵はさほど感じていなかったのに、ブレーキの効きの良さには驚愕するほど。

それほど、105 5800系のブレーキは「よく止まるブレーキ」と感じてました。

ブレーキの効きが悪いと感じはじめたきっかけ

急に効きが悪いと感じていた訳ではなかったですが、昨年末くらいから山を登った後の下りがどうも遅くなってる感じが。

自転車仲間からも「あれ?下り遅くなったんじゃない??」と言われるように。

確かに同じ区間のタイムが以前よりも遅くなったので、「単純に下りが怖くなったのかな?」と思ってました。

ところが、先日参加した「JCRC川場ヒルクライム」というレースで山を下った際斜度がきつい場所では下ハン持ちでブレーキを握らないとスピード調整できないほど。

これは明らかにおかしい。

ブレーキシュー交換、したものの・・・

さすがにブレーキの効きが悪すぎると感じてきたので「30%効きがよくなる」というブレーキシューに交換。

取り外した古いブレーキシューを見てみると、若干ながら片減りしていたので原因発見か?

新しいブレーキシューに交換するタイミングでブレーキがあたる面の微調整も実施。

ついでにホイールのブレーキが当たる部分もクリーニングしてみました。

その結果は・・・

残念ながらほとんどブレーキの効きは変わらず ><

何が間違っているのか、、

インナーワイヤー交換でブレーキの効きがよくなる訳がない!?

ブレーキの引きがしぶい感じはしていたので、ワイヤー交換すればスムーズにブレーキは引けるのは分かってました。

ただ、ブレーキレバーがスムーズに引ける ≠ ブレーキがよく効く」

と考えていたのでインナーケーブル交換は二の次に。

ただ、何をやってもブレーキの効きが悪いのでインナーケーブルを交換することに。

サビでいたブレーキインナーケーブル、、

ブレーキワイヤーのサビ

交換するためにケーブルを引き抜こうとしてみてびっくり。

引き抜くときにゴリゴリとかなりの抵抗があり、思い切ってケーブルを抜いてみると抜いた場所から赤茶けた鉄粉のようなものが「ぶあっ」と目の前に!

一瞬、なにが起きているか分かりませんでしたが、どうやらインナーケーブルがサビていてこびりつきケーブルを引き抜く際に出てきたようです。

実際に抜いたインナーケーブルは結構サビていました。。

普段のロードバイクメンテナンスでは、だいたい1年くらいでインナーケーブルを交換してましたが、今までこんなにサビついていたことはありません。

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トレーニングとレース以外は完全に室内保存をしているので、インナーケーブルがサビつくとは思ってませんでした。。

少しショックを受けつつ、新しいインナーケーブルに交換。

ブレーキのインナーケーブルを交換したら・・・

見事にブレーキの効きが変わりました!

一瞬自分の手を疑うような、ブレーキレバーを引いたときの軽さ

ホイールのブレーキ面にブレーキシューが触った後の感触が今までとまったく違う。

ブレーキレバーをクイッと引くと、ブレーキ面にあたった時に「コンッ!」と軽い音が聞こえるくらい。

ワイヤーを変えていないリアブレーキレバーを引くと、「ずずずず、、グニュっ」という音が。

インナーワイヤーが同じようにサビているため引くときの抵抗が起き、抵抗があるので引くスピードが遅くなるためブレーキ面にあたっても音がでない様子。

ケーブルを変えたフロントとリアのブレーキフィーリングは、全く別物です。

実走でブレーキの効きを確認すると、驚くほど制動距離が短くなりました。

というか、急に引くと「ガツッ!」と止まるので恐怖を感じるほど。。

インナーケーブルひとつでここまで劇的に変わるとは。

 

◆参考:今回交換したシマノ純正のブレーキインナーケーブル

まとめ

ロードバイクのブレーキは、インナーワイヤーがサビるとガクッと性能が落ちます。これは間違いなし。

もしかしたら当たり前のことかもしれませんが ^^;

いくらブレーキを調整しても以前よりも止まらない気がする、という場合はインナーケーブル交換がオススメです!

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2件のコメント

こんにちは。sakurakasaneです。
昨日、きのこ山と言う山からの4連山縦走をしてきましたが、小雨だったのもあり、下りが怖かったですね。
そろそろブレーキパッドの交換時期かな?なんて考えてましたが、ワイヤーにもそんな効果が。
ワイヤーのサビは、洗車後の見た目じゃ分からないでしょうか?あと、ケーブル通す所の掃除は良い方法ありますか?

ちなみに富士ヒルは完全にペース配分間違っただけなのでσ(^_^;)来年リベンジです。

sakurakasaneさん、コメントありがとうございます!

4連山縦走、なかなかハードなトレーニングですね!
ワイヤーのサビは、残念ながら外からは分かりませんでした。。
ちなみにですが、リア側のブレーキワイヤーも別途交換したところサビついておらず。
フロント側だけサビやすいのかもです。
ケーブルを通すところの掃除はケーブル交換時以外はちょっと難しいですね。
来年の富士ヒル、頑張ってください!

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