ロードバイク消耗品の替えどきって難しいですよね。
ちょうどロードバイクを購入して1年くらい経つと次のような状況になりがち。
- ・少し異音がしている
- ・何となくペダルが重い気がする
- ・シフトチェンジがうまくいかない時がある
これは消耗品を交換するサインかも。
ただ、いつ交換すればいいのか目安が分かりにくいので、今回は「消耗品を交換するタイミングの目安」をお伝えします。
タイヤ
台形になっている
ロードバイクで走る距離が伸びると、だんだんタイヤの真ん中がすり減って「台形」になっていきます。
ミシュランPro4などの柔らかいロードバイクタイヤだと、あっというまに台形になることも。。
すり減ったタイヤでももちろん走れますが、真ん中が薄くなっているのでパンクする可能性は高いです。
私の感覚だと、平べったい部分が10mm程度になったら交換すべきですね。
距離はだいたい5000キロ前後でしょうか?
ただ、タイヤの種類や体重によってタイヤの減りは違いますので、距離はあくまで参考程度にしておいた方が良いでしょう。
使っている期間が2年以上
タイヤは素材がゴムなので、走ってなくても劣化していきます。
あなたのタイヤ、劣化してひび割れていませんか?
一時期ロードバイクに全く乗らないダメな時期があったのですが、交換しないで2年間ほど放置しているとゴムがホイールのリムに溶けて付着してました。
室内保管で気温変化はそれほど大きくなかったんですが、、
距離を乗っていなくても、2年以上過ぎるとロードバイクのタイヤはポテンシャルが大きく下がるので交換したほうがいいです。
大きく切れチューブがはみ出している
チューブがはみ出るような裂け目がタイヤにあるなら、すぐに交換してください。
そんなタイヤで走っているとおそらくパンクが頻発するので、おそらく交換していると思いますが、、
チューブ
パンクしたら
ロードバイクはうまくタイヤのパンクと付き合う必要があります。
完璧にメンテナンスしているプロのロードバイクでも頻繁にパンクするくらいなので、パンクを完全になくすことはできません。
基本、チューブ交換はパンク時で良いでしょう。
タイヤ交換と一緒に
ただ、タイヤ交換するときにもチューブを交換することをオススメします。
せっかくタイヤ交換したのに、チューブが傷んでいてすぐパンクしてしまったらまた交換するのが面倒なんで。。
空気の減りが早くなってきたら
ロードバイクのチューブは空気の抜けが早いものですが、二、三日くらいでタイヤがぺっちゃんこになるようならチューブ交換しておきましょう。
チェーン
シフトチェンジがスムーズでなくなったら
ロードバイクのチェーンの交換タイミングは難しいです。
パーツクリーナーでチェーンメンテナンスし汚れを落とせばキレイになるし、あからさまに動きが悪いということもないから。
ただ、何となくシフトチェンジしたときに「スコスコ」変速していたものがレスポンス悪くなってきたらチェーン交換の時期かも。
もちろん、ディレイラー(変速機)の調整不備だったりシフトワイヤーが緩んでる場合にもシフトチェンジに影響があります。
ディレイラー系をいくら調整しても、チェーンをキレイにしても変速レスポンスが悪かったら交換してみてください。
リムテープ
ホイールのリムとチューブが接触する部分に使われているリムテープですが、交換したことはありますか?
私はリムテープが消耗品だと知らず、5年間も交換しないで使っていたことがありました。。
パンクが頻発してきたら
5年間も交換せずに使っていると、いくらチューブやタイヤを新品に交換してもすぐパンクしてしまいます。
たまたまロードバイク仲間にパンクの理由がリムテープかもしれない、と教えてもらい交換。
それ以降はウソのようにパンクがなくなったので、リムテープの交換って大事です。
1年に1回くらい
リムテープは高いものではないので、1年に一回程度おこなうオーバーホール時やタイヤ交換時に併せて交換しておきましょう。
リムテープ交換のためだけにタイヤ剥がすのは面倒なので。
バーテープ
レースの前など
バーテープは見た目に大きな影響が出る消耗品です。
あなたがレースに出るなら、レースのちょっと前にバーテープを交換し意識を高めてはいかがでしょう?
「バーテープ交換を自分で行うべきたったひとつのワケ」の記事にも書きましたが、バーテープ交換をショップにお願いすると高いです。
自分で交換出来るように練習しておきたいですね。
バーテープ交換のコツは「なるべく引っ張りながら巻いていく」こと。
そうするとズレにくいしキレイに巻くことができます。
ただ、安いバーテープは簡単に切れるので力の加減に注意してくださいね。
インナーワイヤー
オーバーホール時(年1回くらい)
インナーワイヤーの交換タイミングは正直よく分かりません。。
私は年に1回行っているオーバーホール時に替えてますが、交換して「シフトチェンジが劇的に良くなった!」「ブレーキが物凄く効くようになった」ことはありません。
どちらかというとワイヤーよりもディレイラー調整などの方が大事ですね。
ただ、インナーワイヤー交換は大変そうに思えますがとても簡単な作業なので、是非試して欲しいメンテナンスです。
まとめ
ロードバイクの消耗品交換タイミングについてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
とはいっても、なかなか交換タイミングを覚えておくこと自体が難しいですよね。
そんなときは年に1回のオーバーホール時期だけ決めておき、ごそっと消耗品系のパーツを交換してみるのも手です。
何もしないことと比べれば、段違いにロードバイクが長持ちしますよ!
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