ロードバイクのレースで、去年初優勝しました。
カテゴリは真ん中くらいのレベルでしたが、本格的にロードバイクのトレーニングを実施してから1年半ほどで実現したので、効率的なトレーニングができたと考えています。
私がどんな練習をして何を考えた結果優勝できたのかをまとめてみます。
優勝はサイクリストトレーニングバイブルのおかげ
私は出場するロードバイクのレースはどんなカテゴリでも優勝を狙います。
優勝するために何をすればいいのか、そこから逆に考えて日々のトレーニングを実施し当日のレースシミュレーションをします。
この考え方は「サイクリストトレーニングバイブル」に書かれていた内容からアレンジを加えて実施したことです。
練習中はもちろん、寝る前には心拍数が上がるほどかなり具体的なレースシミュレーションをしています。
優勝したときは、このイメージが完全にできていて何度もシミュレーション上で優勝していました。
ほぼ同じ展開のレースとなり、イメージした通りだったのは自分でも驚いています。
逆に、イメージがつかないレースは良い結果につながることはないです。
結果を出すには目標と実績を書くことが大事
普段の練習で大事にしていることは、「3年位の長期目標に対し今何をしているのか?」を常に意識していることです。
「サイクリストトレーニングバイブル」では1シーズン毎週何を実施するか細かい内容を決め、練習結果も日誌として残すテンプレートがついていますので、その内容を残すよう指示されています。
後で振り返ったときのため、しんどさや感じたことなどをできるだけ詳しく書き続けたところ1年半でレースで勝てるまで実力をつけることが出来ました。
レースの振返りは詳細まで書く
レースに参加するようになってくると、悪い意味でだんだんレース慣れしてきます。
毎回レースの展開は違うので何かしら得ることはあるのですが、慣れてくるとないがしろにしがち。
私が効果的だと思うのは、「レース振返りレポート」を書くこと。
- ・どんなアップをしたのか
- ・目標は何で結果どうなったか
- ・ボトルには何をどのくらい入れたのか
- ・どこが一番きつかったのか
そういったことを残しておくように意識してます。
これもサイクリストトレーニングバイブルにテンプレートが含まれてます。
パワーメーターは有効
レースも含めパワーメーターでデータを残すようにしています。
心拍数と速度程度では何も見えてこないのですが、パワーメーターは全てが見えます。
なぜレースで負けたのか、勝ったのかを客観的に積み重ねることができるので、自分に足りない部分、強い部分が見えてきます。
客観的に自分のレースを見れるため、パワーメーターは出来れば取り入れてもらいたいですね。
まとめ
ロードバイクのレースで勝つのはなかなか難しいです。
ヒルクライムレースはほぼ実力通りの結果になると思いますが、ロードレースは実力がある人も勝てません。
運やスキルが重要な要因になってきます。
ただ、シミュレーションしているかどうかで、結果は大きく違うので本当に勝ちたいなら「勝つシミュレーション」を何度も実施することをオススメします。