フルクラムレーシングゼロが大きくリニューアルし、最上位に「フルクラムレーシングゼロナイト」というモデルが新たに出現しました!
ナイトと今までのレーシングゼロとの違いは「リム部分が真っ黒になってブレーキが良く効くようになった」こと。
レーシングゼロナイトは、マビックのキシリウムSLRやR-SYSが搭載している「エグザリット」のよう。
- エグザリットについて
- マビックの上位ホイールの一部に利用されている技術。雨天時のブレーキ制動距離が通常よりも18%短くなる。特徴的なのは黒色で表面がざらざらしていること
レーシングゼロナイトもエグザリットの「まるでカーボンホイールのような見た目」になってブレーキもよく効くらしいです。
エグザリットのホイールはロードバイク仲間が使っているのでよく分かりますが、自分のホイールが「ちゃちく」見えてしまう程カッコイイんですよ。。
けど、本当に凄いのはナイトと同じようにバージョンアップしている「ノーマル版のレーシングゼロ」のような気がしてなりません。
フルクラムレーシングゼロナイトの影に隠れた普通のレーゼロが凄い
フルクラムレーシングゼロは、アルミリムの最高レベルのロードバイクホイールとして君臨している、硬くてよく走るホイール。
「【フルクラムレーシングゼロ】インプレ」で紹介していますが、友人から借りて乗ったときの印象は最高でした。
ナイトの影に隠れてますが、普通のレーシングゼロも進化していますよ!
定価が値下がりして超お得に!
現行型のフルクラムレーシングゼロは、クリンチャー版で定価154,000円。
バージョンアップ版のフルクラムレーシングゼロのクリンチャー版で定価130,000円。
なんとバージョンアップしたのに24,000円も定価が安くなっています!
24,000円もあれば、コンチネンタルのGP4000Sのような高性能ロードバイクタイヤが5本くらい買えるくらい。
その差はこれって結構すごいですよね?
シマノいじめがなくなった!?
フルクラムのレーシングゼロは、ロードバイクコンポーネントの大手カンパニョーロの関連会社。
そのためか、シマノ用のフリーホイールの材質が重いもの(スチール)でした。
- フリーホイール(フリーボディ)とは
- ホイール後輪のハブとスプロケットの間にあるパーツのこと。脚を止めてたときにホイールが空転するための仕組み
おそらくカンパニョーロの嫌がらせだと個人的には思うのですが、それがバージョンアップ版レーシングゼロはカンパと同じものに!
現行版(シマノフリー)とバージョンアップ版のレーシングゼロは前後ペア重量にほとんど変化がありません。
なので、おそらくシマノフリーを従来と同じスチール製にすると重さが目立ってしまい、しょうがなくシマノ版もアルミ製フリーに変えただけかも。。
黒基調のホイールで全体的に高級っぽくなった
まだ実物を見ていないので写真で見るだけですが、レーシングゼロナイトでなくとも全体が黒基調でカッコイイです!
ただ、現行版のレーシングゼロにも「ダークラベル」というカラーが選べるのでほとんど同じかも。。
デザインや色については、ショップに並ぶようになったら実際にこの目で見て確かめてきます。
まとめ
フルクラムレーシングゼロナイトは間違いなくデザインに惹かれますが、個人的にはノーマル版にプラス6万円出して買うことはありません。
ブレーキの効きがいいようですがカーボンホイール用のブレーキシューを使わなくてはいけないようで、普通のブレーキシューよりも購入費用が高くなりますし。
一方、バージョンアップするノーマル版はいいですね〜。
いつかは決戦用のロードバイクホイールを購入したいと思い続け早3年。
仲間のホイールを羨ましく眺めていましたが、そろそろ本気で購入を検討しはじめてます。
ホイール選びのためにいろいろと情報を仕入れているので、近いうちに記事に書きますね!