リムテープ交換方法を写真8枚で説明します

リムテープ交換方法

リムテープの交換をしたことありますか?

実はリムテープをずっと交換していないためにパンクが頻発することもある、重要なパーツです。

初めてリムテープを交換する方がハマり易い部分を中心に、写真8枚を使って解説します。

リムテープ交換の注意事項
※自己流のリムテープ交換方法なので参考程度に見てください
※リムを痛める可能性があるので、カーボンクリンチャーリムなどは十分ご注意ください
※画像が多いので閲覧まで時間がかかる可能性があります。ご了承ください

リムテープの準備

シマノのリムテープ

私はシマノのリムテープを使っています。

交換用で使ったことがあるのはこれだけなので、他のリムテープについては良くわかりません

交換して1年程度ではパンクが頻発することもありませんし、ホイールメーカーとしても有名なシマノのリムテープなので問題なし。

ただ、硬くてしっかりしているリムテープなので交換する時にちょっと力やコツが必要かも。

「一般的なリムテープ交換ってどうするの?」という方向けに私が行っているリムテープ交換方法をお伝えします。

ホイールに付いているリムテープを外す

リムテープの状況チェック

リムテープのニップル部分

上の写真は使用期間1年程度のシマノのリムテープです。

リムテープの推奨交換時期については諸説ありますが、パンクが頻発するようならリムテープを交換する時期かもしれません。

今回は、特にパンクが頻発することもなかったのですが、チューブの空気が漏れやすくなってきたので交換するついでにリムテープ交換作業も実施することに。

リムテープはニップル部分の穴でチューブが傷つくのを防ぐ役目なので、リップル部分を見てヘタリを判断します。

今回はそれほどヘタってませんが、少し凹んでました。

リムテープを外す

リムテープの外し方1

私はロードバイクメンテナンスをする際、手芸などで使う「目打ち針」を活用しています。

リムとリムテープが固着していることが多く、先端が尖っているものが差し込み易いです。

最初はニッパーでチャレンジしていましたが、なかなか差し込めず目打ち針を使う事で解決しました。

ちなみにですが、この目打ち針はダイソーで100円のものです。十分実用に耐えられます

リムテープの外し方2

リムとリムテープの間に差し込めれば、後は「グイッ」とリムテープの間に目打ち針を通します。

写真の状況よりも奥まで目打ち針を通し、リムテープに沿って前後させるとリムから少しずつ外れていきます。

完全にリムとリムテープを外すには目打ち針を前後に押し出す動作が必要ですが、大変な場合はニッパーでリムテープを切ると簡単に外せます

シマノのリムテープは固めなので、外すとき結構苦労しますね。

ホイールにリムテープをつける

いよいよホイールにリムテープを付けていきますが、リムテープの裏表が分かりにくいのでお伝えしておきます。

文字が印刷しているリムテープならば、表面(見えている側)に文字が印刷されている側をもってきてください。

リムテープの付け方1

まずは一番上にバルブの穴が位置するようにホイールを回転させます。

リムテープのバルブ穴をホイールに合わせて上からかぶせます。

このとき穴の位置がずれないようにドライバー等で固定するのが大事。

写真では目打ち針で固定していますが、危ないので止めた方がいいです 笑

後はリムにリムテープをハメていくだけ。

最後にリムに収めるのは結構大変ですが、リムテープは少し伸びる素材なので左右均等に力を入れてうまくハメましょう。

リムテープの付け方2

なんとかリムテープをハメても写真のようにちょっとずれてしまうもの。

このままではダメなので工具を使ってきっちりとハメマす。

私はここでも目打ち針を利用。

リムテープの付け方3

ここでも目打ち針が大活躍!

リムテープを外す時の要領で目打ち針を深く差し込みます。

この状態でリムテープに沿って動かすと上手くハマります。

もちろんマイナスドライバーなどを利用してもいいのですが、差し込むときに入りにくいのが難点

目打ち針だと差し込みやすいのがメリットですね。

リムテープの付け方4

やっと完成しましたが、残念なことにちょっとだけバルブ穴の位置がずれちゃいました。。

今回の場合はバルブを通すことが問題なくできたのでこのままでOKでしたが、一度リムテープをハメると取り外して再度利用することができないので注意してください。

まとめ

リムテープの交換は長年放っていた場合など、リムとリムテープが固着していて外すのが大変。

私の場合は目打ち針を使い比較的簡単に作業できていますが、リムを痛める可能性があるのでカーボンクリンチャーホイールをお使いの場合などは注意してくださいね。

目打ち針について

キリのように先端が尖ってますが、針の先端だけが細く手元部分は太いので、針が曲がることがなく細かい部分の作業で使える工具です。

例えばタイヤに小石などがハマって取れない場合など、目打ち針を活用しています。

シマノのリムテープ

私が使っているリムテープはこちらです。

リムテープの幅が2種類「16mm」「18mm」あります。

私はマビックのキシリウムというロードバイクホイールをトレーニング用に使ってますが、リムテープ幅18mmでギリギリの太さですのでご参考まで。