ロードバイクに乗るならすね毛は剃るべきなのか?
イベントに出るようになると、周りの人はほとんどツルツル、、
ロードバイク乗りが多い河川敷を走っていると、抜いていくひとはみんなすね毛処理してるようだ。。
ただ、普通に生活していてすね毛処理している中年のおっちゃんってどう見られるんだろう?
こんな悩みをもっているあなた。どうやらロードバイクで速く走りたいならすね毛処理した方が良さそうです。
ロードバイクとすね毛処理の関係
エチケット
ベテランロードバイク乗りやプロ選手、レースに出てるような速い人はみんな剃ってますが、どうやらすね毛を剃ることはエチケットのようです。
スーツを着ているときにネクタイをするようなものでしょうか?
何となく皆がしているからあまり考えずにすね毛を剃ってる感はあるかも。
怪我したときに処置しやすい
ロードバイクレースは落車がつきもの。
落車で脚を怪我したときに処置しやすいようにすね毛を剃る、とよく言われています。
幸いにも私はロードバイクのレース中の落車はなく怪我をしたことはないので分かりません。。
ただ確かに、毛が生えている場所に絆創膏を貼ってしばらくして剥がすと毛がくっついてスゴく痛いですよね?
これを避けるためにすね毛を剃る、確かに本当そうです。
マッサージしやすい
プロのロードバイクレーサーなんかはステージレースの最中、毎日マッサージをして疲れをとるらしいです。
マッサージの最中にすね毛がぼーぼー生えていたら抵抗になり、マッサージし難いとのこと。
これも確かに本当そうですが、私達にはあんまり関係ないですね。
空気抵抗が若干よくなる?
ロードバイクは風との戦い。
時速40キロくらいで平坦を走っていると、全抵抗の90%弱が空気抵抗。
※参考 巡航出力計算
この空気抵抗が少しでも減少すれば前に進むためのパワーが結構変わってきます。
前に誰かいる場合のドラフティング効果は体感したことがあると分かりますよね。
すね毛を剃ると少しだけ空気抵抗が少なくなると昔から言われてるようですが、40キロ走って数秒程度速く走れるかも?程度。
影響はほとんどないと皆が思ってました。
すね毛を剃ってみたら7%空気抵抗が減った実験結果
すね毛剃ってもそんなに速くならないんだったら普段はボーボーでもいいなー、とずぼらな私はレース前や夏前くらいしかすね毛を剃ってませんでした。
すぐ伸びちゃうし。
ところが、「どうせすね毛剃ってもそんなに空力変わんないよね?」と行った実験結果で大きな違いが!!
世界的自転車メーカー「SPECIALIZED(スペシャライズド)」のバイクを駆るトライアスロン選手のジェシー・トーマス氏は風洞の中でバイクに乗って空力性能を測定するテストを実施していたのですが、ある日のテストセッションの前にスネ毛の処理を忘れていたことに気が付きました。
大した違いもうまれないだろうと思いながらテストを進めましたが、途中でいつもどおりスネ毛を剃ってみたところ予想を上回る結果が現れたそうで、その時の様子を「まったくのジョークだと思った。
毛を剃ることであれほどの違いがうまれるとは誰も予想だにしていなかった」と語ります。
引用:GIGAZINE「ロードバイク乗りがスネ毛を剃ることで生まれていた最大のメリットとは?」
すね毛を剃るだけで実験結果に差は変わらないと思っていたトーマスさん。
ところが空気抵抗は7%も減ったとのこと!!
このときに測定された結果によると、スネ毛の処理を行うことでドラッグ(空気抵抗)を7%も軽減できることが明らかになっており、これはライダーがペダルを踏み込むパワーの15ワット分に相当します。
ひとくちに「7%」と言ってもピンと来ないものですが、40kmの距離を走り抜けるタイムを競う「タイムトライアル」という競技でいえば、1時間後にゴールする時点で理論的には79秒もの差を生むものとなっており、ときにはコンマ1秒の差を競うこともある選手にとってはとてつもなく大きなアドバンテージを生むものとなることは明らかです。
引用:GIGAZINE「ロードバイク乗りがスネ毛を剃ることで生まれていた最大のメリットとは?」
1時間で79秒は相当の違いです!
時速40キロで走っていたとしたら、79秒でだいたい880メートル進みます。
たったのすね毛有り無しで、この差は大きすぎますね。。
まとめ
いやー、びっくりしました。
こんなにすね毛の有無で違いがでるとは・・・
ただ、水泳選手なんかも全身ツルツルにしてるのがあたりまえだから、毛の抵抗は結構大きいのかもしれませんね。
ちなみに、すね毛処理するなら除毛クリームがオススメです。
その理由と注意点は「除毛クリームがすね毛処理にオススメな4つの理由と2つの注意点」にまとめたので気になる方はどうぞ!